ふるはし よしこ の日記

J.S.Bachの音楽に魅了された美術家の日記

2020-01-01から1年間の記事一覧

Merry Christmas.

ぼやけたクリスマスのことを 書いてからほどなくして Facebookで支援している ヨーロッパの教会やバロック・中世の 音楽を愛し演奏している皆様から 沢山のクリスマスメッセージが届く。 Thank you very much. Have a nice Christmas! Vielen Dank. Schöne …

師走

まいにちフランス語 12月に入り、入門編も最後の追込み。 会話のスピードが増し、聞き慣れない 文法用語が毎回出てくる。 刺激を受けながら進める。 フランスの風土や生活、文化を 言葉を学ぶことから感じることができる。 今フランスはクリスマス休暇。 バ…

タング

ジャックにプレクトラムを全て入れた。 チェンバロの種類によってジャックが 少しずつ違うようなのだが 私が作っているルッカース1段のジャックは 木で、タングというバネで動く部分に 素敵な技術が隠されている。 これは外から見ただけではわからない。 鍵…

鍵盤まわり

プレクトラムをジャックに差し込む作業は 掌が痛くなるので、少しずつしか 進められない。 なんとか back8'が終わり front8'にさしかかる。 予想以上に良い音が出ていて とても嬉しい。 響板がよくできたのだと思う。 ここからは鍵盤や鍵盤まわりの仕上げと …

休む

少し体調を崩してしまい、1日 何もせず過ごした。休みの日でも いつも何かしら動いていたことに気付く。 何もしない時間のおかげで 体調は回復した。感謝。 どうにも売れそうもない不動産を 親から引き継いでしまい、悩めるこの頃。 どうしても売れなかった…

ジャックとプレクトラム 2

Bach-Archiv.Bachfest Leipzig という ドイツのバッハ研究者の皆さんによる ライブ配信があり、拝聴する。 J.S.バッハのミサ曲ロ短調 YouTubeで配信されている。 私は未だに 自宅や一人で車を運転する時以外 マスクを外すことができないし 合唱の練習にも参…

ジャックとプレクトラム

集中できる時間2日目に感謝。 コロナ第3波に注意しつつ家に篭る。 身体をいたわり 好きなことをするのが、健康的なのだ。 チェンバロ制作は精密な作業に入る。 レジスターを右に左に動かし位置を決める。 そしてジャックという、鍵盤と連動する 細い棒の小さ…

チューニング

束の間だが集中できる時間をもらって 1日中チェンバロの弦の調整に費やす。 チューナーを使ってピッチを上げ チューニングしていく。 415Hzバロックピッチで27番の弦Aを 合わせてから、となっているので やってみると 張りすぎないよう緩めにしていたため 低…

ラジオ

近ごろのラジオは周波数を合わせたりしないで アプリを使う。雑音もなくとても透き通った音だ。 動画付きが当たり前のようになっている 音楽配信も、ラジオという形だと シンプルに音を楽しめる。 ラジオという名のオンライン放送 フランスのfrancemusique.f…

穏やかな1日

まいにちフランス語 10月のleçonが終わる。 聴く・読む・話すを中心に学んていて、 書くとなると、長い単語はダメだ。 気取ってフランス語で投稿したSNSの コメントも性が間違っていることがわかり 恥ずかしい思いをする。 NHKオンデマンドでフランスの街を …

ジャックレール

日本語のマニュアルが届き 翻訳で曖昧だったところを確かめる。 集中して取り組む時間の確保ができるまで その周辺の細かい準備を進める。 今日はジャックレールという ジャックの蓋のような部分を取り付ける為に 磨いたり塗装したり、 小さな鋳物の金具を付…

LOVOT

ペット型ロボットLOVOTという 癒し系ロボットが可愛く Facebookでフォローしてみる。 言葉は話さないようだが 可愛がるほど主人への愛着が深まり 個性が変化していくようだ。 HPでは、犬や猫などの生き物と比較して メリットをアピールしている。 マンション…

THE ACTION

英文マニュアルの翻訳が終わった。 相当細かい作業になることが予想される。 作業の映像が見たくてYouTubeを開くと 検索していないのに、私が見たい チェンバロのvoicing の映像が幾つか トップページにあるではないか。不思議。 どうしてわかったんだろう?…

フランスの小さな村

台風が近づいて、家にこもる一日。 せっせとマニュアルの翻訳。 The Flemish Harpsichord RUCKERS Ⅰ 時々ユニークな言い回しがあり、 クスッと笑える。 弦を弾く、撥弦の仕組みが 英文で書かれている。Google翻訳でも さすがに専門用語は訳せないが いい線を…

できた!

clavecinの弦の位置を調節するためのピンを やっと入れ終えて、写真撮影。 猛暑の中、何度か間違えたりやり直しをして とても良い経験をした。 次の工程のため、英文マニュアルの翻訳をせっせと進める。 clavecin奏者Jean Rondeauさんが 出演するイベントの…

1日を大切に

Jean Rondeauさんが、今日7時半から ウィーンでソロリサイタルを開催すると お知らせをくださった。 Je suis très heureuxe.Merci beaucoup. とてもうれしい。ありがとう。 1人だし声を出さない演奏は大丈夫ね。 英語でメッセージを送る。 開催時間、日本で…

まいにちフランス語

4月から始めたフランス語講座。 コロナの影響で7〜9月は、4〜6月の再放送だった。 私としては、この位のペースがちょうどよかった。10月からはその続きを放送するらしい。 つまりまた難しくなっていくということだ。 フランス語は書き言葉で表すと読まないも…

注文していた組み立て式の書棚が届いて 早速作り始める。この手の組み立てにも コツがある。例えば・・・初めはネジを8割ほど締めておき、最後にきっちり締める、 といったようなこと。 入っていたマニュアルがとてもわかりやすい。ほとんど図しかなく、言葉…

秦野バロック

チェンバロの師匠がお住まいの地域で 毎年開いているバロックコンサートを オンライン配信された。3日かけて 視聴させていただく。 配信に際してのリスク対策や代金に関する 方法、選ばれた会場の雰囲気など とても勉強になる。 私のチェンバロ制作は 低音部…

アトリエを広げる

チェンバロ組み立てのマニュアルが まだできていないと連絡を受ける。 英文マニュアルをGoogle翻訳で訳してみることに。 12月ごろにはチェンバロの音が 出せることを願い、ピン入れや塗装を 進める。 チェンバロ作りを続けたい。チェンバロを作る人でいたい…

弦を張り終える

114本の弦を張り終えた。 嬉しくて、蓋を取り付けて写真を撮る。 まだま細かいピンを入れていく作業が残るが 達成感を満喫。 巨大な台風が九州に接近している。

“自然と花とチェンバロと”

制作中のチェンバロ 114本の弦のうち60本の弦を張り終えた。 だんだん重さが増してくる。 ゆくゆくは2段チェンバロにも 挑戦したいと思っていたが 残念ながら重くて無理そうだ。 チェンバロにはフレミッシュの他に フレンチやイタリアンなどがあり、 1段のも…

埋木

ナットという張弦で大切な部分に開けた穴が 使えないことがわかり ひたすら穴を埋める。 直径1ミリほどの穴に細長い木を差し込み 接着、ペンチでギリギリの長さに切って 表面を磨くと穴は埋まる。 失敗しても、ひとつひとつの作業が 楽しくてたまらない。初…

弦を張る

35℃超えの猛烈な暑さが あと1週間位続くとの予報。 室内の温度と湿度に気をつけながら チェンバロ制作を続ける。 張弦のやり方には、色々あるようだが 私は予め必要な弦の長さを測り、切って ループを作り、張るという方法をとった。 57組の弦の場所が分かる…

ループ作りの準備

ルッカースモデルの フレミッシュチェンバロを制作中。 伝統的文様を木版で刷った、白×黒の フレミッシュペーパーを 使う。もう、使うと決めたら とことん使う。蓋の内側にも Ash grainという木目模様の紙を貼ることに。 これは 薄い黄土色×白。 私の前作、…

次はフレミッシュペーパーを貼る

Apple Musicの BAROQUE RADIOでは どの演奏も伸びやかな弦楽器の音色 と煌びやかなチェンバロの通奏低音が 心地よく響き、とても気持ち良く聴ける。 ヴァチカンの前教皇からメッセージが 寄せられていた J.S.Bach の命日のための演奏会。 少々無理をしつつも…

J.S.Bach の命日

先日ライブ配信された、 Festival de Saintの BARRICADES 〜Thomas Dunford & Jean Rondeau はFacebookのwatchで視聴できる。 視聴回数は半日ほどで1万回を超えた。 Facebookで世界に同時配信できる。 この方法はいいんじゃないかな。 同じくFacebook (とYou…

Festival de Saint

フランスのJean Rondeauさんから 嬉しいお知らせが続々と届いて、 この梅雨空のうっとうしさも吹き飛んだ。 3日ほど前には Apple Music が、BAROQUE RADIO というラジオ局を立ち上げた、との知らせ。 BARRICADESからセレクトされた演奏を 聴くことができる。…

誕生日

昨日誕生日を迎えた。 今まで、色々な災害や感染流行から 自分の身を護って生きて来れたことは奇跡。 私に感動を与えてくれた人や物、出来事 全てに感謝。 今年は特にそう思う。 自分への誕生日プレゼントは 電子書籍リーダーのkindleだ。 本が増えてしまい…

庭 le jardin

車の運転中に聴いていた Jean Rondeauさん のCDを フランス語講座のCDに替えて フランス語の音に浸り 文法の解説を頭に入れる。 講座の中で、登場人物が庭で バーベキューをするという話題になり フランスの家庭の庭がみたくなる。 Pinterestというアプリで …