ふるはし よしこ の日記

J.S.Bachの音楽に魅了された美術家の日記

フレミッシュペーパー

あるフランスのクラヴサン制作の動画をみて 衝撃を受ける。 エスプリとは、このようなことを言うのだろう。 フレミッシュペーパーという 伝統的な文様をあしらった 木材に貼り付ける紙がある。 私も制作中のルッカース フレミッシュチェンバロには フレミッ…

Stay home.

とうとう通勤と買い物以外の 外に出かける用事が ほとんどなくなってしまった。 教会の礼拝もライブ配信となった。 家の中に目を向ける時間が増え 片付けも捗る。 今までやっていたことをもう一度見直す。 本当に私が必要なものは何か。 とはいえ、元からこ…

Happy Easter!

このコロナで合唱の練習が ストップしてしまった。 合唱は、集まって皆で声を出すので 密接、密集は避けられない。 とても危険な状態になる。 私は素人の趣味なのでまだ良いが プロの方たちは本当にお気の毒だ。 今回は私のお気に入り イギリスの声楽アンサ…

Merci.

以前イタリア語やスペイン語講座を 受講していたことがあるが 久しぶりに、NHKの語学講座をはじめた。 今回はフランス語とドイツ語だ。 フランス語はあきらめもあり、今まで アプリで耳慣らしをしていた。 ドイツ語は、バッハの歌詞で馴染みがある。 言葉や…

緊急事態

大都市と大都市の狭間にある静岡県にも だんだんコロナが迫ってくる。 私たちの行動が事態を左右する。 7日には宣言が出るとの情報があり 本能的に危険を感じた私は 生きるためのすべを整えた。 静岡県は対象外だったが油断はできない。 1ヶ月半前から続く …

Barricades

5月29日発売されるCDを予約した。 ジャン・ロンドー (クラヴサン)、トーマス・ダンフォード(アーチリュート) ルイ14&15世時代のヴェルサイユの音楽 ワーナークラシックHP https://wmg.jp/jeanrondeau/discography/22590/ 芸術が人類を救う。

VERTIGO RAMEU ROYER

VERTIGO 気まぐれ、あるいはめまい と題されている 4年ほど前に出されたクラヴザン作品集を ドキドキしながら拝聴する。 ラモーとロワイエの作品が交互に演奏されるよう構成されている。 演奏と同じくらい楽しみにしていたのが ジャン・ロンドー さんのライ…

トップファン

Facebookで 聖トーマス教会 Thomaskirche Leipzig を フォローし投稿を興味深く拝見していたら トップファンに認定される。とても光栄だ。 バッハに関する投稿はもちろんいつも 楽しませていただいている。 最近はコロナの影響で、礼拝に来られない人 たちの…

335歳

3月21日はJ.S.Bach 335歳の誕生日。 おめでとうございます! ドイツをはじめヨーロッパのバッハを愛する人々がお祝いのメッセージを発信している。 お祝いの催しも計画されていたようだが 中止を余儀なくされていることも 伝わってくる。 335年もの間毎年誕…

キーボードフレーム3

仕上げたキーボードフレームが ケース内に収まるかを調べる。 蓋も少しずつ形を整える。 まだ塗装の色が決まらない。 テキストで手順を確認。 蓋ができたら 張弦の作業に入る予定。

イラスト

絵画とまで呼べないイラストを 描く機会が多くなる。 絵画は専門ではなく 受験生の平面レベルである。 絵具で描く方法を続けていたが もっと手軽に描け、修正が簡単な 方法を探る。 編集者とのやり取りもしやすいように していかねばならない。 絵具で描くの…

リセット

暖かくなってきたが 新型コロナウイルスの脅威もあり あまり外出したくない。 家の片付けをしたり 生活を見直す。 東京都現代美術館で開催されていた 皆川明さんの展覧会に 行くことができなかったので Caca BRUTUS 編集の特別版を入手する。 皆川さんの、生…

キーボードフレーム2

鍵盤のバランス仕上げ。 マニュアルの文章は短めだが やるべきことにはかなりの量がある。 バランスをとるために 裏側をかなり削る。 やっと鍵盤フレームが完成する。 キットは、肝心なところは あらかじめ作ってくれている。 そのため大きな失敗なくできる…

Messe in h-Moll BWV232

来年2月の本番に向けて 常任指揮者のレッスンが始まる。 私も含めてこの曲が大好きという人は多く 約10ヶ月の練習は とても充実したものだった。 先生の評価もよく、やってきた甲斐があった。 「自然の法則を目指している」「物理的法則」「運動性」が今回の…

キーボードフレーム

チェンバロ制作は 鍵盤の細かい調整が終わりに近づいてきた。 シャープキーカバーを接着すると チェンバロの鍵盤らしくなる。 これだけではまだ どのように音が出るのか、わからない。 設計図の通りだが 実際音が出るまで、少しの不安がある。

演奏会チラシ

J.S.Bachのミサ曲ロ短調。 毎週土曜日の夜は浜松バッハ研究会という合唱団で練習をしている。 1年後に演奏会があるため 練習にも熱が入る。 常任指揮者のレッスンも 2月から始まる。 そろそろチラシのデザインを考え始める。 カトリック教会のミサを音楽に仕…

倍音

倍音のことを調べていた。 周波数 癒される9種類の周波数 旧約聖書民数記 などなど 一見的を得ているようだが 迷信なのではと疑いたくなるものも多く どんどん悪魔に誘惑されていくのを感じる。 やっと納得のいく情報に出会う。 島村楽器の「倍音とは? 【今…

物語る

昨日、教会学校の研修に参加する。 文学部出身で企業にお勤めのあと 牧師になったという講師だった。 聖書を子どもに分かるように 幼児や小学生に伝えるには どうしたらよいのか。 書ききれないほどの 重要なポイントが満載であった。 説明ではなく「物語る…

癒しの音

人によって感覚が違うだろう。 かなり大雑把な直感だが ある形状の真鍮や青銅などが叩かれたり 弾かれたり、管になってその中を息が通ったり してできた音を 良い音と感じたり、癒しにつながる音と 感じたりするのではないか… 木管は置いておいて どうしても…

新年

休みつつ、画面からの情報も増え 良いものに出会い 色々なことがつながっていくのを感じる。 ○スカルラッティが生涯をささげた マリア・マグダレナ・バルバラ・デ・プラガンサの生涯 ○J.S.バッハがライプツィヒで通っていたカフェの名前に因んだ古楽アンサン…

image

12月31日 創造力は、リラックスしている時に 発揮されると 聞いたことがある。 私にとって年末年始は絶好の機会だ。 Jeanさんのライナーノーツに刺激されて 私も曲が書かれた時代背景や 作曲の経緯について調べてみる。 J.S.BachとGoldbergとKeyserlingk伯爵…

楽譜を読む

12月28日 ようやく自分の時間が持てるようになって 芸術三昧できる。 よく受験生の勉強で言われるが 就寝前にやったことは 記憶に残りやすいそうだ。 私は読書など文字を目で追うのが 辛くなってくる時でも 楽譜なら読める時があり ヘッドホンをつけて夜 ゴ…

恵み

クリスマスの恵み それは、静寂と休息、平和、健康だった。 目くるめく行事の後の私への 神さまからのプレゼントだ。感謝。 そんな時には 祈りつつアトリエにこもる。 好きなことをする時間をいただけたことに感謝。 チェンバロの鍵盤、バランス溝 という部…

クリスマス会パフォーマンス 3

今日のパフォーマンスは 教会学校主催のクリスマス会で 台本を見ながらではあるが 子どもたちが即興で聖誕劇をする、 というものだ。 子どもたちは、教会の近くに住む 人たちでほとんどが クリスチャンではない。 衣装を身に付けそれぞれの役になりきって ど…

クリスマス会パフォーマンス 2

今日はハンドベルの演奏本番だ。 2つの場所で違う曲を 1曲ずつ演奏した。 1曲めは、教会の礼拝の中で きよしこのよる 2曲めは、施設のクリスマス会の余興として 主よ、人の望みの喜びよ メンバーは、統合失調症などの 精神の病を抱える20〜60歳代の人達。 紆…

Google翻訳

Jeanさんのスカルラッティ ライナーノーツは日本語に訳されていた。 解説もあり それまでに出されたアルバムには 全てライナーノーツが付いていることが わかる。 2年半前に買ったJeanさんのアルバムを 見てみると、確かについていた。 フランス語と英語、ド…

クリスマス会パフォーマンス

プロでなくても 高いクオリティーのパフォーマンスを 実現できる。 思いがけずそのようなありがたいものを 見ることができた時、その出会いを しっかりと記憶に残そうとする。 昨日は、ボランティアをしている 児童施設の降誕劇のゲネプロを 拝見した。3〜6…

Domenico SCARLATTI SONATA

この3週間ほど、Jean Rondeau の追っかけを 浜松に居ながらSNSやYouTubeでしていた。 そしてバッハばかり聴いていた私が今 スカルラッティを聴き始めている。 今日アルバムを入手。 ジャンさんは、ブランディーヌ・ヴェルレさんに小さな時からチェンバロを習…

絵本と楽譜

クリスマス前の仕事や奉仕の 忙しさ。自分へのご褒美を このあたりであげておかないと 参ってしまいそうな毎日。 自分に選んだご褒美は 絵本「ちょうちょ」と Goldbelg variationsの楽譜だ。 「ちょうちょ」は 神戸のペンネンネネムインザフォレスト という…

底板

作っているチェンバロの 底板をつけると 中が見えなくなってしまった。 もう開けることができない。 次は鍵盤の作業だ。 あまりにも何回も 大好きなチェンバリストのフェイスブックを みていたせいか、「超いいね」したせいか 「あなたはトップファンに認定…