ふるはし よしこ の日記

J.S.Bachの音楽に魅了された美術家の日記

ヴォイストレーニング

10日 日曜日

 

朝は、教会学校の奉仕。

バザーも開かれる今日の礼拝は

三方原との合同礼拝だ。

とても賢く個性的な男の子と過ごす。

大人たちは、彼の個性に

かなり振り回されてしまう。

私はハグしたり頭をなでなでして

落ち着かせた。

それほど困ったことはなかった。

 

そのあと豊橋まで行く。

ある小学校の片隅にある

公民館の一室で、カウンターテナー

中嶋先生のレッスンを受ける。

初めての場所で

部屋がわからず、

グランドで遊んでいた小学生に

聞いてみる。すごく人懐こい。

「先生?」と私のことを

教師だと思ったようだった。

みんなで場所を教えてくれた。

可愛かったな。

 

声楽は「息の芸術」。名言だ。

 

腹式呼吸

息を吸い込んだときに

どこに空気を入れるのか?

腰を曲げた時にふくらむ脇腹。

そこに入っているのが正しい。

 

「音が下がる」とよく言うが

私は意味がわかっていなかった。

音程が下がることかと思っていたが

そうではない。

音が顔の下の方、顎の方に響くことなのだ。

そうではなくて

舌打ちをするときに舌の先が触れる上顎のあたりを目指して息を当てる。